カーペットの製法のご紹介
カーペットの製法といってもいろいろな種類がありますが、今回は中でも一般的なもの、有名な物、当店で取り扱っているもの等をご紹介したいと思います。
ニードルパンチとは
1960年代以後に普及してきたこのニードルパンチは、製品の中でもっとも新しいタイプとして注目されています。カーペットをカットしたり加工する際に、糸がほつれず作業効率が高いのと、価格が安いという特長があります。
製法は、繊維を平たく伸ばしたものを重ねて、とげのあるニードルで突き刺してフエルト状に絡み合わせ、裏面にラテックスコーティングしたものです。
平織とは
ひらおりとは、織物組織のうちもっとも基本的であり、簡単な組織のこと。
織り方は、経(たて)糸と緯(よこ)糸とが1本ずつ交互に上下して、浮沈しながら交錯する単純なものです。この織り方は、カーペットに限らず、ファブリック全体でもっとも広く利用されていて、言い方をかえると、衣生活のなかで用いられる大部分の織物に、この組織が使われているということです。
ウィルトン織とは
ウィルトン織とは、高密度にパイルを織り上げる機械織の事で、高級カーペットの代表的な織り方のひとつです。
18世紀にイギリス・ウィルトンの町で織られたのがはじまりです。2色から5色のパイルを使用(主に赤・青・緑・黄・ベージュ等)、無地、柄物共にパイル長を自由に変えることで、幅広いデザインを生み出します。
またよく使われるのは、ホテルのエントランス・ロビーなどです。高級カーペットの位置づけで、段通調カーペットとして取り扱われる事も多いです。
高級・段通調のウイルトンカーペット、プラチナウイルトンの詳細はコチラから。p>
緞通とは
高級カーペットの機械織りは「ウィルトン織」ですが、高級カーペットの手織りといえば「段通」です。
語源は、中国語のタンツ(毯子)から出た語であるとされています。
地糸に指先でひと目ひと目毛を結び付けたあと、刃物で切りそろえて立毛(りつもう)にするので、きわめて手のこんだ織物であるといえます。主に竪機(たてばた)を使って織ります。
だんつうは一枚物としてつくられるので、室内では置き敷きとして使われることになる。
ヨーロッパでは最近、広い部屋の中に何枚かのだんつうを乱れ敷きにする使い方が、高級な住宅で流行しているらしい。
タフテッドとは
イギリスの産業革命の糸口となったとされる、ウィルトンカーペット。それが後にアメリカに伝わり、タフテッドマシンが開発され量産体制がとられていくこととなりました。
よって生活の中で使用されるほとんどが、タフテッドカーペットと呼ばれています。
織り方は、タフト機に仕掛けられた基布の上から、パイル糸を通した針を刺し込んで作られています。
カットパイルやループパイルなど、パイルの形状が様々で、使用されるタフト機によって形状が決まるという特徴があります。
アキスミンスター織とは
イギリスのアキスミンスターで作られた手織のものに始まった織り方で、現在は機械織りによって普及しています。適当な長さにカットされたパイルをU形に挿入した形で織られ、多色の模様織りに特徴があります。
近年では、コンピューターを導入した新しい製法が用いられ、今まで不可能だった複雑な柄等が、製造可能になりました。